よく名前を聞く「アプリ」ですが、これはアプリケーションソフトウェアの略となっています。ある目的に沿ったソフトウェアを指しており、例えばペイントであれば画像を編集するためのアプリ、Excelは表計算を行うためのアプリと言えるでしょう。スマートフォンでは、LINEが多く使われています。基本ソフトウェアであるOSに対して、アプリは応用ソフトウェアと言えるでしょう。とは言え、現代においてアプリという言葉を聞くのはパソコンよりもスマートフォンでのことが多いと思います。スマートフォンでの強みは、アプリを多く使えることにもあります。ホーム画面に並んでいるアイコンはひとつひとつがアプリであり、タッチするだけで簡単に使用することができます。無料のものも多く、自分好みの便利なアプリやゲームなどを探すことも可能です。
アプリのメリット
アプリには、さまざまなメリットがあります。まず、インストールさえしてしまえばすぐにアクセスできるという点です。WEBサイトの場合は、URLを入れたり検索をしたりという手間が掛かります。一方でアプリの場合は、起動をするだけですぐに目的である機能を使うことができるのです。そのため、例えば電子決済をしたいという場合でも、アプリを起動してすぐにその場で使用することができます。特定の目的のために作られているものなので、高度が機能が実装できるのです。他にも、プッシュ通知などを使ってお得な情報などを届けてくれるということもあります。WEB際とはそもそもインターネット接続が必須となりますが、ゲームなどのアプリはネット環境がなくても使えるものもあるそうです。インストールは必要ですが、環境を問わず手軽に楽しめるのは大きな強みです。
アプリとブラウザ
アプリとWEBサイト閲覧(ブラウザ)では、どのような違いがあるのでしょうか。まず、利用目的の違いが挙げられます。アプリはある特定の作業などに特化している半面、できることは限られています。ブラウザの方は、色々な種類のサービスを同時に利用可能になっています。例えばYoutubeを見ながらTwitterでツイートをする、というのはブラウザを使えば可能ですが、アプリはそれぞれが独立したものであるため、同時に行うことができません。他の違いとして、インストールの有無が挙げられます。アプリはインストールが必須となり、スマートフォンやタブレットの中にデータを保存する必要があります。ストレージ容量にはもちろん限界があるので、使わなくなったアプリを整理するという必要も出てきます。しかし一度インストールしてしまえば、目的に合った使用で迅速な利用が可能になります。