SNSの仕組み

現在では、LINEやTwitterなど、何かしらのSNSをやっているという人も少なくないでしょう。SNSは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略です。サービスを利用している人同士での交流が可能であり、インターネット上で簡単に人と繋がることができるのです。物によっては公開範囲を選ぶこともできますし、同じく登録した人同士でしか繋がれないという、ある意味で閉鎖されたコミュニティとも言えるでしょう。自分のプロフィールや写真などを公開することができ、さらに日記や写真を載せることもできるために、趣味など同じ繋がりを持った人を探しやすくなります。さらにダイレクトメッセージ(DM)という個人同士でやり取りができるサービスなどもあるため、友人を探したり身内と楽しむことはもちろん、企業と個人でのやり取りでも使われることがあるそうです。

個人で使うSNS

企業でSNSを使うということも増えてきましたが、個人でSNSを使用するメリットは多くあります。まず、交友関係を広げられるということです。自分で日記を書いたり写真を上げたりすることで同じ趣味の人を見つけやすくなりますし、もちろん既に繋がりのある人とも楽しむことができます。情報発信を気軽に行えるということは、逆に情報収集も簡単に行えるということです。自分の好きな芸能人の日記などを確認することもできますし、最新のニュースや、お店の情報も素早くキャッチすることができます。店によっては在庫の状態や客入りの状況を逐一SNSで公開しているということもあるので、顧客の立場からしても無駄足になりにくくなります。一方で個人的な利用となると個人情報の漏洩などのリスクもあるので、充分な注意が必要です。

企業で使うSNSのメリット

企業で使うSNSのメリット

ホームページの他に、企業でSNSを運営するとさまざまなメリットがあります。まず、無料で利用ができるという点です。広告や宣伝を考えた時にはどうしても大きなお金が動いてしまいますが、SNSは基本的に無料で動かすことができます。上手く拡散されれば、それだけでも大きな収益に繋がるでしょう。そして何よりの強みは情報拡散力の高さです。投稿したものはこちらで何をしなくても、価値のある情報であれば勝手に広がっていってくれます。商品やサービスなどの知名度が上がると、おのずと企業自体の知名度も上がっていきます。他にもリツイートをした人にプレゼントなどのキャンペーンを行うことで、さらに注目されやすくなります。上手くSNSを使っている企業として有名なところも多いので、参考にしてみるのも良いでしょう。

企業で使うSNSのデメリット

企業でSNSを利用するという場合には、デメリットや危険性があることもきちんと把握しておきましょう。SNSで最も気を付けなければいけないのは、炎上です。炎上とは、SNSの投稿に批判が殺到してしまい、悪い状態で広く拡散されることを指します。こちらで意図をしたことでなくても、例えば投稿内容が勘違いされるような言い回しだったり、そもそもサービス自体に不備があったりといった場合です。炎上すると一気に企業のイメージが悪くなってしまいます。投稿する際には問題がないかをきちんとチェックしておくことが大切です。次のデメリットとしては、長期的な集客力がないという点です。SNSは一気に拡散されやすい一方で、情報が多いのですぐに流されてしまうのです。ホームページは検索などから常に新たな集客が見込めますが、SNSは長期的に見ると集客力は落ち続けていると言えます。