企業でホームページを作る時には、まず独自ドメインが必須と言ってもいいでしょう。例えば無料ホームページ作成ツールなどを使うと「http://homepage?.〇〇〇.com/~」といったような、長いアドレスになってしまいます。企業のホームページは、会社の顔とも言えるものです。URLは見られることも多い上に、パンフレットや名刺などに記載もされます。その時に、見た目の悪いアドレスであった場合には信用を得られにくくなってしまいますし、単純にWEBサイトに辿り着きにくくなってしまいます。見た目の良さや利便性もそうですが、会社で「co.jp」のURLを取得するということは、「日本の法人である」ということを証明してくれます。誰でも簡単に取得できるというわけではありませんので、このドメインにするだけで会社の信頼性を高めてくれると言えるでしょう。
無料ホームページのメリット
現在では、無料でホームページを作ることができるサービスも増えており、専門的な知識が少なくとも制作できる時代になりました。プロの手を借りてホームページを作るとなれば、当然ながら多くの費用が発生します。初期費用で何百万円になることも珍しくなり、加えて月額での保守費用や更新費用が発生してしまいます。無料でホームページを作るということ自体が、大きなメリットと言えるでしょう。また、自分で作るということは、自社内で業務が完結するのです。他の人に頼んだ場合、どういう更新をして欲しいかの指示を出さなくてはいけませんし、それ自体が業務になってしまいます。依頼の手続きが面倒になって結局更新自体をしなくなってしまった、というパターンも珍しくないそうです。自分たちだけでスピーディに対応できるのは、無料ホームページの魅力のひとつでしょう。
無料ホームページのデメリット
無料でホームページを作ると費用面等でのメリットも大きいですが、デメリットも多数存在します。大きな問題としては、広告の表示です。無料ホームページの運営会社側は、広告収入を得て運営をしています。そのため、自分で作ったWEBサイトには広告が表示されてしまうのです。場合によっては競合他社の広告も考えられますし、そもそも広告が表示されるというだけで信頼も損なわれてしまいます。また、無料のものですと独自ドメインが使用できなくなります。サブドメインであると、SEO対策でも不利になり、検索からの集客が見込みづらくなってしまいます。同じ無料ホームページを使っている他社を勝ち抜かなければ、検索上位には表示されないのです。他にもサービス自体が打ち切られた場合に、ホームページの評価を大きく失ってしまう恐れもあると言えるでしょう。